本記事が「freelancehub」で紹介されました!
(2024年7月 追記)
ITフリーランス向け案件サイト「freelancehub」のサイト内「お役立ちコンテンツ」の記事で、本記事「AWS認定資格の受験に向けて」を紹介していただきました。
概要
AWS認定資格の受験に際して、成果を最大限発揮するために意識していることをまとめてみた。
前置き
AWS認定資格の受験についてアドバイスする機会があったので、受験時に自分が意識していることを改めて整理してみた。
本記事執筆時に初めて知ったが、AWSのブログにも「AWS 認定試験を受けるときのコツ」がまとめられている記事があった。
正直、勉強方法については、自分に合うスタイルで好きなようにがんばってくれ、という感じなので、今回は、当日「成果を最大限発揮するための戦略」的な部分にフォーカスしてまとめてみた。
【雑談】自分の勉強スタイル
参考になるか分からないが、まず自分の勉強スタイルについて簡単に紹介する。
まず、参考書や動画教材の内容に沿って勉強を進める。
もし知らなかったり分からなかったりした内容があれば、その都度Notionにメモしていく。
後から見返しやすいように、Notionのメモはサービス毎に章を分けて書く。
そして、分からない部分についてはAWS公式のドキュメントやAWS Black Beltの資料、企業の技術ブログ等を見に行き、分かったことをNotionに書き足す。
場合によっては、実際にAWSコンソールからサービスを触ってみる。
最後に模擬試験だが、だいたい教材が一通り終わるか終わらないかくらいのタイミングで、10問のサンプル問題を解いてみる。
その結果に応じて追加で勉強して、15~20問くらいのAWS Skill Builderの公式模擬試験を解く。
教材に模擬試験がついていれば、それも解いてみる。
だいたい7~8割正解していれば合格できるかも、という感じ。
当日は、Notionのメモを見ながらテストセンターに向かう。
【本題】受験に際して
大前提
そもそも受験できなかった、なんてことがないように。
※ かくいう私も2回ほど、受験が危ぶまれた経験があります。
身分証明書を2つ持っていく
身分証明書2点を忘れないでください。忘れると受験ができません。
パッと思いつくのは免許証と保険証だと思いますが、2点目の書類については、署名入りのクレジットカード等も使えます。
最近は、免許証とクレジットカードで受験しています。
15分前までに受験手続きを開始する
受付の時間を確保するために、試験開始時刻の15分前に到着する必要があります。
時間に余裕をもってテストセンターに行きましょう。
案内メールに「試験の予約時間より15分以上遅れて到着すると、受付が認められない可能性があります。」とある通り、多少の遅刻であれば受験できる可能性はあります。
少しの遅刻では諦めてはいけません。
時間の使い方
絶対に全ての問題に触れてください。
問題によって配点が異なるため、分かる問題を確実に解くことが重要です。
SAP等の高難易度の試験では、問題、選択肢の全ての文章を読む時間はないと思っても良いかもしれません。
簡単な問題は素早く解く
勉強の成果を発揮してください。ここで時間に余裕を作りましょう。
問題文の条件(暗号化は必要か、何を最適化するか等)には十分に注意してください。
知識的に分からない問題には時間をかけない
知識がなければ考えても分からないので、運に任せましょう。
あまりにも難しい問題なら、その問題は採点対象外の可能性もあります。
時間が足りなくて戻ってこれない場合に備えて、一旦適当に解答して次の問題に行きましょう。
考えれば分かりそうな問題に時間をかける
条件をしっかり整理すれば解けるような問題に時間を使いましょう。
複数サービスが絡むような複雑な問題では、問題文、選択肢共に文章が長く、情報の整理に時間がかかるかもしれません。
消去法を使って読む文章量を減らしつつ解いていきましょう。
解けるか解けないかくらいの問題に時間をかけて、正解を導き出すことが重要だと思います。
見直しは一通り解き終わってから実施する
見直しは、一通り解き終わった後に、問題一覧画面から行ってください。
見直し画面に到達するまでは、前後1問ずつしか移動できません。
早めに一通り解き、フラグを付けた問題を見直していきましょう。
問題との向き合い方
知らないサービスが出てきても存在を疑わない
問題の選択肢に出てきたサービスについて、その存在自体を疑う必要はないということです。
たしか、AWS Skill BuilderのSOAかDVAの動画の中でそう言っていた気がします。
思い返してみると、存在しないサービスが選択肢に入っているパターンは、模擬試験では記憶にありますが、本番の試験ではなかったような気もします。
非公式の模擬試験を作っている人と、認定資格の問題を作っている人は全く別人です。
本番の試験は素直に解いても良いのかもしれません。
怪しい文章があれば元の英語文を確認する
たまに、日本語訳が怪しい文章があります。その場合は原文を確認すると良いかもしれません。
原文が「動詞 A and B」となっているときに、動詞がAとB両方に係っているのが反映されていなかったり、冠詞「a」があるときに、「1つ」という個数の情報が落ちてしまったりします。
ただ、個人的にはあまり意識しすぎる必要はないと思います。
まとめ
必要なものを持って、時間に余裕をもって会場に向かいましょう。
受験時は、時間の使い方に注意しましょう。
感想
自分の中で、受験時に何となく意識していたことを言語化してみた。
大前提の内容は至極当たり前のことなのだが、自分への戒めとして書いておいた。
一度やらかしたような口ぶりだが、実際は受験できて合格もできた。
応用情報技術者試験等と比べると、AWS認定資格は通年で受験できるという点はありがたいが、かといって、遅刻して受けられない、みたいな経験は絶対にしたくない。